親が急に倒れたら?緊急時に家族がすべき「初期対応」と事前準備

介護関連

はじめに

親御様が急に倒れたり、意識を失ったりする緊急事態は、在宅介護における最大の不安要素の一つです。適切な対応ができなければ、命に関わる事態に発展する可能性があります。パニックに陥りやすい状況だからこそ、日頃からの「介護 緊急対応」の準備と、緊急時に「何をすべきか」の明確な手順が必要です。

本記事では、予期せぬ事態が起こった際に家族がすべき冷静な初期対応の手順**「救急車 呼ぶ 判断明確な基準、そして日頃から共有しておくべき医療情報(かかりつけ医、服薬情報など)**のまとめ方を解説します。この知識が、親御様の命と、ご家族の安心を守る盾となります

緊急事態発生!家族がすべき冷静な「初期対応」3ステップ

 

親が倒れたり、急変した際に、パニックにならず優先的に行うべき行動を解説します。この3ステップを頭に入れておきましょう。

ステップ1:安全確保と意識確認(声をかける)

最も優先すべきは、それ以上の事態悪化を防ぐことです。

・周囲の安全確保:まず、倒れた場所の周囲にガラスの破片や鋭利なものなど、二次的な事故につながる危険物がないかを確認し、取り除きます。
・意識レベルの確認:親御様の耳元で「大丈夫ですか?」「○○さん!」と大きな声で呼びかけ、肩を軽く叩いて反応を確認します。
・反応がある場合:意識がはっきりしていれば、その後の対応はかかりつけ医への連絡が優先となります。
・反応がない場合:ただちに次のステップへ移行し、生命維持に重要なバイタルサインを確認します。

ステップ2:バイタルサインと状態の把握(観察する)

・呼吸の確認:胸やお腹の動きを見て、呼吸をしているか(10秒以内)をチェックします。呼吸が停止している場合は、直ちに心肺蘇生(CPR)を開始する必要があります。
・出血や外傷の確認:倒れた原因が転倒や外傷にある場合、特に頭部からの出血がないかを確認します。頭部外傷は外見上軽い場合でも重篤なケースがあるため、特に注意が必要です。
・麻痺の有無:顔の左右差、手足の動きに麻痺がないかを確認します。脳卒中の初期症状である可能性があります。

ステップ3:専門家への連絡(判断を仰ぐ)

ステップ1・2で把握した状態に基づき、誰に連絡するかを判断します。

119番(救急車):意識がない、呼吸が停止・困難、大量に出血しているなど、生命の危険が差し迫っている場合

・かかりつけ医・訪問看護師:意識がはっきりしており、バイタルサインが安定しているものの、体調が急激に悪化している場合。日頃の状態を知る専門家の判断を仰ぎます。

迷わないための基準:「救急車 呼ぶ 判断」チェックリスト

「親 急に倒れた」という状況で、救急車を呼ぶべきか迷うことが、初期対応の遅れにつながります。迷わず判断するための明確な基準を提示します。

(1)直ちに11番を呼ぶべき「生命の危機」ケース

以下の状態が一つでも確認されたら、迷わず救急車を呼んでください。

・意識障害:呼びかけに反応しない、声を上げても目を開けない。

・呼吸困難:息が止まっている、喘鳴(ぜんめい)が聞こえる、顔色が極端に青白い。

・脳卒中の兆候

    • 突然の激しい頭痛(「ハンマーで叩かれたような」痛み)。
    • 顔や手足の片側に麻痺が出た、しびれがある。
    • 言葉がもつれる、ろれつが回らない。

・心臓疾患の兆候:胸を締め付けられるような激しい痛み、冷や汗を伴う動悸。

・出血:止血が困難なほどの大量出血、または吐血や下血がある。

(2)まずはかかりつけ医・相談機関に連絡すべきケース

以下のケースでは、まずかかりつけ医や訪問看護師に連絡し、指示を仰ぎましょう。

  • 高熱があるが、意識ははっきりしており、水分補給はできている。
  • 転倒したが、目立った外傷がなく、自分で動ける。
  • 嘔吐や下痢が続いているが、意識はあり、水分補給も可能。
判断の原則: 「迷ったら呼ぶ」が基本ですが、判断に迷い、状況を整理したい場合は、**救急相談センター(#7119)**に電話しましょう。看護師や相談員が症状を聞き取り、救急車の要請が適切かどうかのアドバイスをしてくれます。

事前準備が命綱!緊急時情報をまとめた「救急セット」

緊急時に必要な情報をすぐに提示できれば、救急隊や医師の処置が格段に迅速になります。平時に作成しておくべき**「救急セット」**の準備は、介護 緊急対応の要です。

(1)必須情報の整理:「救急情報シート」の作成

以下の情報をA4用紙1枚にまとめ、**「救急情報シート」**を作成してください。

・基本情報:氏名、生年月日、血液型、持病、アレルギー(特に薬)。
・服薬情報:現在服用している全ての薬の名前、量、服用時間(お薬手帳のコピーを添付)。
・かかりつけ医療機関:病院名、電話番号、主治医の名前。
・終末期医療の意思:延命治療の希望(リビングウィル)の有無。
・緊急連絡先:家族・親族の緊急連絡先(特に病院への移動が困難な場合の協力者)。

(2)情報を「見える化」する工夫

・保管場所:このシートは、冷蔵庫の扉など目立つ場所にマグネットで貼っておき、誰でも(救急隊員を含め)すぐに取り出せるようにしておきます。
・携帯用:外出先で倒れる可能性に備え、親御様の財布やバッグにも縮小コピーを入れておきましょう。

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まとめ:緊急時シミュレーションと家族の役割分担

介護の緊急対応は、一人の負担ではなく、家族全員の協力体制にかかっています。

・シミュレーションの実施:家族で年に一度、「親が倒れた」という想定で初期対応をシミュレーションし、手順を確認する訓練を実施しましょう。

・役割分担の明確化:緊急時に「誰が119番に電話するか」「誰が救急情報シートを取り出すか」「誰が病院に同行するか」をあらかじめ決めておくことで、パニック状態でもスムーズに行動できます。

日頃の小さな備えが、まさかの緊急時に親御様の命を守ることにつながります。ぜひ本記事を参考に、今すぐご家族で対策を始めてください。

 

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